このページでは、助成金を活用するにあたって知識として必要な
を簡単にご説明いたします。
そもそも助成金とは、融資とは異なり、返済の必要がない資金を指します。
国が雇用促進、経営や研究・開発を支援する動きとして取り組んでいる制度です。
皆さまは契約社員・派遣社員・パート・アルバイト雇用の従業員を「正社員」にすると「1名につき60万円」の助成金が支給されることをご存知でしょうか?
助成金は申請をしないと受給ができません。
上記の助成金を知らず申請しなかった場合、もらえる助成金を取りこぼしてしまっていることになります。
「助成金とは何か」をここまでご説明してきました。
それでは、助成金はどのようなメリットがあるのでしょうか。
助成金のメリットは、下記の4つです。
企業が納めている雇用保険料を財源として国から支給されるため、返済は不要です。
受け取った助成金は雑収入となります。
つまり、コスト0の直接利益となります。
助成金を受給することで、
ということがわかり、信頼される会社だと思われやすくなります。
そのため、何かあった時に銀行から融資を受けやすくなります。
助成金を受給するために、教育制度や残業の削減など労働環境を改善させる必要があります。
助成金を受給する過程で行った制度の改善が、従業員の満足度を上げることも多いにあります。
ここまでご紹介してきたように助成金のメリットは非常に大きいです。
ただ、助成金にはデメリットもありますので、そのデメリットを把握した上で活用しましょう。
助成金のデメリットは、以下の3つです。
助成金を受給するためには受給要件を満たすだけでなく、必要な書類を期限までに提出する必要があります。
しかし、助成金の種類によっては書類の作成だけでもかなりの量があり、専門知識がないと時間と手間がかかる場合がほとんどです。
助成金によっては、新たな制度を導入したり、労働環境を改善する必要があります。
導入や改善の過程でコストがかかる場合もあります。
助成金を受給するために新しく制度を導入した場合、廃止したくても簡単には廃止できません。
助成金を受給するために導入した制度は労働者にとって、よりよい内容となります。
そのため、制度の廃止は労働者の不利益変更となり、妥当性がないと認められません。